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こりゃ、ほたえな

種々雑多なことを書き捨てていく予定です。UTF-8 対応と聞いて、はてなダイアリーからの移行を考えてますが、はてなブログはまだまだ完成までの道は遠いようです。

「ほたえな」

言葉

id:omi_k 一瞬竜馬ワナビのブログかと思わせるタイトル/URLみてニヤソ 2011/12/31

http://b.hatena.ne.jp/omi_k/20111231#bookmark-74145973

高知県では日常的に「ほたえな」って言うので、県外から見ると坂本竜馬を想起するってのは意外だな。じつは坂本竜馬のことはよく知らず、ブログのタイトルを決めたあと検索して竜馬の最期の日に発した言葉らしいことを初めて知った。ついでに辞書の説明で「近世上方語」とされているのも初めて知った。土佐弁ではないんだね。

言葉の移り変わりについて、上方で発生したものが同心円状に伝播していき、地方に古代中世の上方言葉が現存していることはよく知られている。秋田県に火をフィ、蛇をフェビという中世以前の上方の発音を残していることは有名だ。

高知では「ほたえる」のほかにも、「いぬ(去る)」という上方言葉が伝えられている。漫画家のはらたいらさんが東京で酒をのみ、仲間に「いのう、いのう」と言ったが、意志が通じなかったと聞いた。西日本にひろく残っているようだ。「古」という文字を「いにしえ」と読むのはここから来ていて、「過ぎさった時間」という意味だ。

ところで、高知では地元から坂本竜馬を輩出したことだけが唯一の県民の誇りなので、ものに名づけるときはなんでもかんでも「竜馬」と名づける。空港も高知龍馬空港だし、息子の名前も竜馬、飼い犬の名前も竜馬だ。だから、「こりゃ、竜馬!ほたえな!」という怒声が飛びかうのは高知県民にとって変哲のない日常風景であり、それがおかしいともなんとも思っていない。いや、おかしいだろ。