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こりゃ、ほたえな

種々雑多なことを書き捨てていく予定です。UTF-8 対応と聞いて、はてなダイアリーからの移行を考えてますが、はてなブログはまだまだ完成までの道は遠いようです。

東海の風 2012.2.22(水)No.46

資料として書き起こし。

東海大学付属四高等学校・中等部通信

東海の風 2012.2.22(水)No.46
3年5組出席率100%達成目前
=新たな伝説が誕生!四高史上、2クラス目の快挙達成!=
「出席率100%への思い」3年5組担任:河上清孝先生


この「出席率100%」は、担任を持てば誰でもが達成したいと思うはずだ。担任を持つ度に、「今回もダメだった~。99%だけは死守したい。学年最下位にはならないぞ」等々密かに思うものだ。私は3年5組の担任になって、「出席率100%」の思いは初日からあったが、「続くわけがない100%」であった。1、2年通して全く関わったことのない生徒達だったので、進路学年だから休ませない意識で臨む程度であった。
4月6日の始業式から4月25日まで無遅刻無欠席パーフェクトが続いた。5月26日*1、男子生徒の親から病院遅刻か欠席と連絡があった。4時間目に登校。5月6日、やはり男子生徒だが顧問から風邪で欠席と連絡があった。病院に行きその結果、インフルエンザで出停となった。その日、誰かから「危ねー!」と。クラスが意識しだしているなと思った。
そして、6月17日に事件が起こった。女子生徒の親からで「体調が悪く休みます」と。「大会前でもあり無理です」とのこと。私は朝のSHRで「終わりました」と報告。皆は「は~」怒りマーク100%であった。1時間目の体育を終えた生徒が「○○○さん来ました。廊下で吠えてます。」担任は走った。「おー来たか~!偉い!」と。しかし彼女からは「なにさこれ~!100%なんて、うちには関係ないし!こんなんで無理して学校来て身体壊したら誰が責任取るのさ!明日から大会だよ~~~!」後から分かったことだが、クラスの何人もが「休むなよ!」とメールやら電話をしていたらしい。
この日をきっかけに3年5組は一つになった。担任も休めなくなってしまった。奇しくも、この日は全員出席50日の記念日であった。翌日、ミスタードーナツの差し入れが担任からあったらしい(笑)。その後は、40度近く熱があっても点滴を受けての登校や、インフルエンザか否かで高熱の中、病院と学校を行ったり来たりした生徒もいた。結局、其の生徒は風邪であったが、インフルエンザと判断して欠席していたらすべて終わっていた。
担任の思いは複雑だった。無理矢理に学校に来させるつもりは毛頭無かった。記録よりも目標への意欲、何か一つでもクラス全体で頑張りきった証(想い出)が欲しかっただけなのである。無欠席100日目(9月26日)にもなるといつの間にか強制的に来させているような気がした。そんなある日、誰かが「クラス楽しいから来てる・・・」と言った。担任は嬉しかった。
不思議なことに学校行事で、体育大会、夏冬女子バレー・女子バスケ連覇である。男子準優勝連続、冬ドッチボール優勝。圧巻は体育大会(9/28)総合優勝である。気付くと担任はグランドで胴上げされていた。メンバーが良いから勝てるのだろうか・・・。
今、こうして「卒業式」に臨み、「出席率100%」の祝いができること。これはすべて偶然の賜。35人全員がたまたま誰も休まなかっただけのこと。3年5組は、この偶然が重なり結果的に100%出席ができただけのこと。しかし、私も含めて、36人全員は、180日無欠席により得たものは計り知れない程大きなものだと思う。私はクラス目標に「有終の美」を掲げたが、始業式から今日の卒業式までの一年間、一日も休まずに来て「有終の美」を飾れたことに心から敬意を表したい。部活動での結果を残し、代を全うし、志望校を決めた面々、本当に立派だと思う。
大げさな表現かも知れないが、この結果は、家族や友人、先生方の応援無くしてできたとは思えない。私は「学校が楽しいから来る」と言う言葉に励まされた。この言葉は周りの人や学校全体への相乗効果としてどれ程大きく、価値があるかを今回、つくづく教えられたと言う思いで一杯だ。ありがとう。卒業おめでとう。


ホームページアドレス http://www.tokai.ed.jp/daiyon にも「東海の風」が掲載されています。

http://www.tokai.ed.jp/daiyon/kaze/2011/11kaze046.jpg

達成なるか、クラス全員年間無欠席 東海大四高3年5組


 札幌市南区の東海大四高校(白川裕久校長)3年5組のクラス全員35人(男子25人、女子10人)が、1年間無欠席で学舎(まなびや)を巣立とうとしている。記録達成は1964年の開校後一度あるだけで、残る登校日は29日の卒業式練習と3月1日の卒業式の2日間。学校側はこれまでの生徒の頑張りと団結の強さに拍手を送っている。

 担任の河上清孝教諭(60)によると、クラスでは昨年4月下旬、「無欠席・無遅刻・無早退」が続いたことから、クラス全体が「記録」を意識し始めた。けがをした運動部員や具合が悪そうな生徒をクラスメート同士で気づかい、携帯メールや電話で励ましあった。

 昨年9月、体調不良で欠席が確実と思われた女子生徒が登校した時は、教室内に「来た~」と歓声が響きわたり、「クラスが楽しいから来たんだよ」と女子生徒は答えた。河上教諭は「感激しました。生徒全員の心が一つにまとまっていたんでしょう」と振り返る。

 授業は1月31日に終わり、現在は家庭学習期間中。生徒たちは「クラス全員1年間無欠席」の快挙達成を目前にしながら、3月1日の卒業式を待っている。(亀山敏)

http://www.asahi.com/edu/news/chiiki/HOK201202260001.html

*1:4月26日の誤りか