虚構新聞に思うこと
だいたいはTwitterで書いた。
「オレはすぐに見抜いたが、これに騙される情弱が大量にいるだろうな」と非実在情報弱者と戦っておられるかたがたが大勢いらっしゃる。そっちのほうがオレ的にはほほえましいな。 / はてなブックマーク - フォロワー300人以下は強制退会 SNS… http://htn.to/xHAJBJ
— yunishioさん (@yunishio) 7月 11, 2011
デマ暴きが、真実の追究ではなく「見破ったオレ様えらい!信じたお前らバーカ!」ゲームに堕落してしまっていて、虚偽情報の指摘が非常にやりにくいのである。迷惑だ。
— yunishioさん (@yunishio) 2月 14, 2012
オレが虚偽情報を指摘したときも、すぐ「情弱」叩きに悪用されるし、意図せず虚偽情報を流したメディアを「マスゴミ」とか言って叩いたり、オレの望まない方向に事態が推移するので、もう虚偽情報の指摘はやめようかと思うわ。他人を攻撃するためにやってんじゃないんだよ。
— yunishioさん (@yunishio) 2月 14, 2012
ところで、「虚構新聞を信じるやつはバカ!」って言ってるひとたちのうち、虚構新聞のラベルを見ないで本文だけでジョークを理解できるひとの割合はどのくらいなんだろうな。
— yunishioさん (@yunishio) 2月 14, 2012
やけに好意的に紹介されてるのだが、属人的判断を最優先してる時点で終わってるし、おそらくこの筆者自身が近いうちに大ポカをやらかすだろう。信頼する身近な人間が広めるからデマはデマなんだよ。 / “From NeXT To Mac: デマを…” htn.to/ArKQnj
— yunishioさん (@yunishio) 4月 8, 2012
「虚構新聞を信じるやつはバカ」と他人を笑ってる人間のおそらく大半は、たとえばYOMIURI ONLINEに同じ記事が載ってたらほいほい信じてしまいそうなので、とても残念。
— yunishioさん (@yunishio) 5月 15, 2012
なにを意味するかというと、かれらの自負する「リテラシー」とは、媒体名をみて記事内容を信じるかどうかを判断するていどの能力でしかないということ。「情報強者」も同様。twitter.com/#!/yunishio/st…
— yunishioさん (@yunishio) 5月 15, 2012
「まったくリテラシー低くて冗談の分からん野暮な連中がこんな楽しいサイト潰しやがって…」というリテラシー低くて冗談の分からん人たちの存在を白日の下にさらす楽しいしかけ。こういうのは好きだ。 / “けつのあなカラーボーイ 【お詫び】虚構新…” htn.to/tfZnKd
— yunishioさん (@yunishio) 5月 15, 2012
このブログ記事に対する反応としてもさ、「事前知識がなければ本文だけでは判断できないので…」とか「反転したら1行目に…」とか「はてブで見たら…」とか「公式垢がTwitterで…」とか「文体が…」とか「社主」とか…。そうじゃないだろう。
このブログ記事の筆者が虚構新聞の社主であると判断させる材料が何一つ提供されていないってだけでネタは充分に成立してるよ。
だから、この記事の筆者は「これは嘘ニュースです」とか「虚構新聞社編集部 編集長」とかわざわざ仕込んでやるのは親切すぎて、かえってネタの完成度は下げてしまっている。まあ、もっともそこまで親切にしてやらなければならない事情は分かるけど。